プロフィール欄に偉そうに国立大学卒なんて載せてますがマグレです。
高3の12月までE判定しか取ったことがなく、センター試験本番は運が良かっただけです。
10本中9本ハズレがあるクジでたまたま1本目に当たりが出た感じかな。
まぁ一生懸命勉強したご褒美だと捉えています。
島田紳助さんが「人生には3回頑張らないといけない時がある」と言ってた気がしますが、自分にとって間違いなく1回は大学受験でした。
入学後
運良く合格したはいいですが、入学後は全く勉強についていけませんでした。
学科で1番成績悪かったです。本当に。
学科の同級生は毎年東大合格者を出すような超進学校の出身。
私の母校は(45点満点の)内申で20点台でも合格するようななんちゃって進学校。
東大合格者なんて過去1人もいないし、早慶すらいない。
「そうは言っても大学なんて遊びに行く場所じゃん?テストだけ通れば進級できるじゃん?」
そのテストが本当に理解不能でした。
数学と物理がマジでチンプンカンプン。(チャットモンチーの湯気という曲に「チンプンカンプンの数学」という歌詞があります)
高校までの授業は先生が丁寧に教えてくれますが、大学の教授にとって授業は副業みたいなものなので教えることを全然重視していません。
本業が研究者だから教えるのが上手くない。
なにしゃべってるか分からない教授もたくさんいました。
(逆に教え方の上手い教授は生徒に好かれます)
しかも高校みたいに週3コマではなくて、週1コマしかないから忘れる忘れる。
俺の頭の中の消しゴムは強力。
でも!同級生はちゃんと講義の内容を理解している様子!
テスト前、親切な友達が問題の解き方を教えてくれましたがそれでも理解できませんでした。
このとき自分の限界を知りました。
「将来は研究者か大学教授になったら会社勤めしなくて済むな。ウシシ(^-^)」という浅はかな野望が潰えた瞬間です。
しょせん自分の脳みそなんてこんなもんだよ。
ダブる可能性
必修科目の単位を落としました。
が、1回落ちても進級はできて、翌年にもう一度受講して取れれば問題ない。
もし翌年も落ちたら留年が決定する。
私以外にも何人か単位落とした人がいましたが、彼らはほぼ授業出てませんでした。
「俺はちゃんと出席してるのに!真面目な馬鹿!」
ダブリの可能性があることを親に伝えたら狼狽していました。
(狼狽(ろうばい)って!ちょっと使ってみたかっただけ!)
親からしたら全く想定してなかったでしょう。自分でも想定していませんでした。
しかもサボりとかじゃなくてちゃんと出席してるのに出来ない。
遊びまくって留年した人、海外留学して卒業が遅れた人はわりといます。
でもちゃんと大学行ってて留年するとかアホ過ぎる。そんなのは絶対イヤ!
その後
なんとかストレートで卒業できました(^^)/
大学側も無駄にダブリなんて出したくないのでしょう。
2回目のテストも正直点数足りてなかったと思いますが、「レポート出したら点数をプラスする」という教授のご厚意により無事に進級できました。
院に進む学生には教授も厳しく指導してましたが、就職希望の学生をわざわざ留年させる意味ないですもんね。
ということで無事に卒業しました。
・・・。
卒業して10年以上経った今でも、ダブる夢をたまに見ます。
楽しい大学生活の中で唯一のトラウマ。留年ちらつき。