広場恐怖症にラーメン二郎はツラい

ラーメン二郎が好きです。

ゴワゴワした麺、しょっぱいスープ、デカい豚、他の料理ではありえない量のアブラとニンニク。

好きですがあまり行きません。広場恐怖症なので。

しんどい

まず行列。肉体的より精神的にしんどいです。

ですが、この時点では嫌になったら帰れるという選択ができます。

行列が進んで店内へ。食券を買ったらもう帰れません。

店内は狭く、心地いい雰囲気とは言えない。

「残したらどうしよう」
「気分悪くなったらどうしよう」

という予期不安が常につきまといます。

 

着丼後は食べることだけに全神経を集中させます。

(ひたすら麺をすすり、豚と野菜を頬張ります)

 

なんとか完食。二郎で残したことはまだありません。

ツラい?時間を乗り越えたので、店を出た後の解放感は何とも言えません。

「まだ食べれたな」といつも思います。精神的な辛さがなければ大でも食べられる。

 

そういえば、1度だけ大を頼んだことがあります。

食べても食べても減らなくて泣きそうでした。それでも全部食べましたが。

それ以降、私の注文は小の野菜少なめニンニクアブラがデフォルトです。

弱気か!

無事に帰りたい

三田本店に行ったことがあります。

店内は圧迫感があり客もガチ勢が多いです。

総帥もいてめちゃくちゃ緊張しました。

正直、味についてあまり覚えていません。

覚えているのは総帥のシャツが汚れてたことぐらい。

「無事に帰れますように」と祈っていました。

何をそんなにびびってるんだろう(笑)。ラーメン食べるだけなのにね。

 

二郎には"ロット"と呼ばれるシステムがあります。

麺を茹でる口数が6人前とすると、客も6人ずつ回転するように食べなければならないという仕組みです。

つまり、ちんたら食べることができない。

ネットを見ると"ロット乱し"なんて言葉もあります。

ロット乱しはギルティ(罪)らしいです。

以前、ある店舗で2回転目に着席しましたが1回転目の人たちはほぼ同じペースで帰っていきました。

ロットって本当にあるんですね。

 

本音を言えばそんなせかせかして食べたくない。

「それも含めて二郎だ!」という気持ちは分かりますが。

もはや食事というより体験型アトラクションですね。

インスパイア

こういうどうでもいい心配をしたくないのでインスパイア系が好きです。というか気楽。

本家ほど混んでませんし優しい店主が多いです。

写メを撮るのもビール飲むのも気兼ねない。

テーブル席があったり家族連れがいたりと、普通のラーメン屋さんと変わらない雰囲気。

本家に行くときは兜の緒を締めてかからねばならない

どんだけ~。

本家に行くなら

本家なら昼から夜まで通し営業をしている店がオススメです。

アイドルタイムを狙えばそこまで混んでないのでさっと食べてさっと帰れます。

緊張しないで済みます。

池袋店にはよく行ってました。

週末でも15時ぐらいならそこまで混んでません。

池袋店、夏季にはつけ麺があります。二郎系のつけ麺大好きです。

立川マシマシなら年中つけ麺を食べることができます。

個人的にはインスパイアで十分です。

ぶっちゃけ味の違いとかそこまで分からないので。。

「○○店が美味い」って言われても、味より「店主が優しい」ほうが惹かれます。

安心して二郎を食べたい。

 

 

 

 

↑立川マシマシのつけ麺