アラフォーおじさんが使ったガクチカ

就活をすると必ず聞かれる質問、「学生時代に力を入れたこと」をガクチカというらしいです。

私が就活していた2008年頃はそんな略し方していませんでしたが、確かにこの質問はよくされました。

ということで現在アラフォーである私が使っていたガクチカを紹介します。

ガクチカの意図は?

なぜ企業はガクチカを質問するのでしょうか?

その理由は新卒一括採用にあります。

日本の企業の多くは新卒を一括採用していますが、採用にあたって専門知識や資格を必要としていないことが多いです。

条件は「大卒」だけであり出身学部や専攻は問われません。

企業の多くは入社後にじっくり学びましょうというスタンスなので、即戦力を求めていません。これは終身雇用の名残でしょう。

ではどうやって採用するかどうかを見極めるのか?

その判断となるのがガクチカです。

ガクチカを聞くことによって、学生の人間性や性格が分かるのでしょう。多分。

ガクチカ定型文

ガクチカの定番といえばバイトと部活(サークル)でしょう。

「バイトリーダーとして店舗の売上に貢献しました」
「サークル長として100人以上のメンバーを動かしていました」

もはや定型文となっているガクチカです。

私はバイトもサークルもロクに参加していなかったので、この手は使えません。

バイトやサークルの次に多いのが、趣味に関するガクチカです。

「バンド活動で毎月ステージに立っていました」
「旅行が趣味で、10か国以上いきました」
「プログラミングを独学で学びゲームを自作しました」

自由度は高いですが、面接でわざわざ言うとなるとハードルがけっこう高い気がします。

私はダラダラゆったりした学生生活を過ごしており、語れることが何もありません。

何の強みにもならないガクチカ

結局私が使ったのは、以下2つです。

「小学校の習い事~中学高校の部活~大学のサークルまでバスケを10年以上やっています」

「学科の勉強に注力しました。授業後はほぼ毎日研究室に行っていました」

どちらも嘘はついていません。

サークルはほとんど行きませんでしたが、一応在籍はしていました。

学科の勉強についても、遊び目的ですが研究室には行っていたので話せるネタはあります。

理系学科=忙しい

というイメージが世間にはあるので信ぴょう性があります。

まとめ

いま改めて自分のガクチカを見ると何のアピールにもなっていませんね。

それでも数社から内定もらいました。

結局ガクチカの内容なんて関係ないのかなと思います。

中身がなくても話し方が上手であったり、一生懸命さが伝われば採用に繋がるでしょうし。

そもそも「学生時代に力を入れたこと」なんて就活のときにしか聞かれない質問でしょう。

社会人になってからガクチカの話なんてしたことありません。

それぐらいどうでもいい質問です。割り切っていきましょう!