Uターン転職はハードルが高い

Uターン転職はハードルが高いと感じたのでそのお話をします。

Uターン転職とは、出身地(故郷)を離れて仕事をしている方が、地元に戻り再度就職をすることをいいます。
マイナビAGENTサイトより引用)

私は東京で就職していましたが、出身は愛知県です。

東京での生活は楽しく仕事にやりがいを感じていましたが、30歳を超えた頃から地元で働きたいと思うようになりました。

退職を決心し転職活動を始めましたが、想像していた以上に大変でした。

求人が少ない

これに尽きます。規模が違うので当たり前と言えば当たり前ですが。

【企業数】
東京:417,988社
愛知:208,948社

【常用雇用人数】
東京:12,319,416人
愛知:2,782,373人

中小企業庁のホームページ(2018年12月更新データ)から引用しました。

愛知の企業数は東京の1/2、雇用人数は1/5しかありません。

愛知の求人が少ないというより、東京と同じ感覚で転職活動をすると少ないと感じてしまいます。

個性がある

都道府県によって個性があります。

東京で転職活動をすれば、職種・業種・会社規模、すべて自分に合った会社を見つけることはそう難しくありません。

ですが、県によっては大企業が全然なかったり、ある産業は全然ないということがあります。

例えば愛知は自動車関連の企業が多いため、自動車業界に転職したい人にとっては転職しやすいと言えるでしょう。

逆に自動車に全く興味がない人にとっては(私のことですが)、就職しにくい地域とも言えます。

IT企業やベンチャー企業はもっと顕著で、ほぼ東京や大阪に集中しています。

中途採用に積極的ではない

私の経験則ですが、地方には中途採用に積極的ではない企業が一定数あります。

新卒で一括採用し、定年まで面倒を見てくれるという昭和スタイルの企業です。

今、とある会社のホームページを見てみたら、採用ページに「中途」の文字は一切ありませんでした。

中途採用が必ずしも正解とは思いませんが、以下は私の個人的な意見です。

「あの会社はいまだに新卒しか採用してないのか。ダイバーシティと言っておきながら」

Uターン転職は計画的に!

私の失敗例をもう一つ紹介します。

通勤手段は「電車」を希望していましたが、地方にいくほど「車通勤」の割合が増えます。

逆に東京23区で「車通勤可」はまず見かけないでしょう。

Uターン転職する場合は、給料や仕事内容だけでなく、立地や県民性など色々と加味する必要があります。

Uターン転職は計画的に活動しましょう!