【広場恐怖】パニックは自宅でも起こる

パニック障害の症状に広場恐怖というものがあります。
広場恐怖は、電車や美容院など身動きが取れない状況でパニックを起こす症状です。

なのですが、私は屋外や自宅でも広場恐怖を感じることがありました。
住み慣れた自宅にいるのに「怖い」と。
いつでも外に出られるし、窓も開けられる。
何にも縛られていないはずなのに、妙に息苦しく感じます。

自宅だけでなく、屋外でも恐怖を感じることがあります。
極端ですが「地球という密閉された空間」と考えてしまい恐怖でした。

「地球規模で考えるなんて!」って感じですよね。
ずいぶん大げさだと思われるかもしれません。
でも、地球からは逃げようがないので、普通の広場恐怖よりもタチが悪いです。
例えば電車で恐怖を感じるなら、電車から降りれば解決しますし。

広場恐怖はどこにいても起こりえます。
どれだけ開放的な場所でも、「逃げ場がない」と自分が思った時点で恐怖の場所に変わってしまいます。

ここまでの文章について、パニック障害を知らない人からすると意味不明だと思います。
「乗り物はまだ分かるけど、美容院とか、まして自宅で何が怖いの?」と。

パニック障害のつらさは当人でないと分かりません。
ただ他人に理解してほしいと思ってるのではなく、理解されない自分に対してモヤモヤします。
「こんなことで体調が悪くなる自分って何て愚かなんだろう」と。

大丈夫。
そんな人の目なんて気にしなくていいです。
どこでパニックを起こそうが人に理解されなかろうが「そんなの関係ねぇ!」ですよ。

パニック障害を患う人はIQが高くて気遣いのできる人が多いらしいです。
他人に優しくできるなら、自分にも優しくできるはず。
もっと自分を可愛がろう。
パニック障害になった自分も受け入れよう。
周りの目なんて気にしなくていいさ。