木こりの話

メンタルよわおこと赤佐田浜也です。

 

突然ですが、木こりの話ってご存知でしょうか?

童話とかではなく、ビジネスの話です。

 

ある木こりがいました。

彼の仕事は木を切ることです。

木をたくさん切らないと生活ができないので、

毎日せっせと木を切っています。

そのうち、斧が刃こぼれをしてきました。

それでも彼は木を切ることをやめません。

なぜ?

木を切るのに忙しいから。

 

いかがでしょうか。

斧を研ぐ方が確実に効率が良くなります。

このまま刃こぼれした斧で作業をすると、

普段より多くの力が必要になりますし、

ケガをする可能性も増えます。

でも、目の前の仕事に追われてできない。

 

これに似た光景、会社でよく見ませんか? 

 

「一旦、受話器を置いてリストを見直せば?」

テレアポが忙しくて、できない

 

「注文方法変えたら?」

発注が忙しくて、できない

 

「自動計算するシステムの導入を検討したら?」

請求書発行が忙しくて、できない

 

「生産ラインごとの作業時間を集計したら?」

製造が忙しくて、できない

 

 

いまぼくがいる職場はこんな感じです。

 

効率が悪いことはみんなうすうす感じているけど、

目の前のことに追われてできない。

 

本当に時間が足りなくてできない人もいますし、

斧を研ぐという発想がない人もいます。

 

この状況を改善したいのですが、

斧を研ぐメリットを説くのか、

研がずに進んだ場合のリスクを説くのか、

いま考え中です(-_-)