単純な会話力だけでは真のグローバル人材とは言えないでしょう。
2019年5月17日、日経新聞朝刊より。
社会1
大学共通テスト 英語GTEC 20年度は4回実施
GTECというものを初めて知りました。
英語の「聞く・話す・読む・書く」の4技能を測る試験で、大学入試にも採用されるとのことです。
ベネッセが運営しており、大学受験だけでなく小学生や社会人などあらゆる年代の検定があります。
現在でも採用している大学が何校かありますが今後ますます重要度が増しそうです。
10年ひと昔と言いますが、ぼくの時代のセンター試験英語は選択式の読解問題だけでした。
二次試験でも記述だけの大学が多かったかな。
2005年度からリスニング試験が導入されたと記憶しています。
それから15年が経過し、いまでは話すことも求められるのか。
社会人になって10年。3社を経験しましたが、英語を使う機会ってほぼないですね。
輸出入を少しだけやっていたときに英語で書類を書いたりしましたが、そんなものは定型文だったので単語を2つ3つ覚えるだけでした。
日常会話はほぼ使ったことがないです。
(1度商社のフランス人と名刺交換しましたが、フランス語は自己紹介すら分かりませんでした。。)
ぼくみたいに英語を全く使わない人がいる一方で、電車の広告やテレビCMがなくならないのはやはり需要があるからなんでしょうね。
少し余談ですが、専門性が高い分野は英語が標準語になります。例えば数学などの論文は英語で発表されます。
どんな分野でも最先端や最重要なものを学ぼうと思ったときに日本語だけでは対応できなくなります。
では、そもそも翻訳アプリとかが発達していく時代なのに英語を学ぶ意味はあるのかどうか。これはあると思いますね。
ただし、今のように言語を覚えるだけでなく話し方や文化なども学べたらいいですね。
結局は人間性。
英語が堪能でも中身のない会話をすると相手にされないなんて話を聞きます。
日本人でもそうですよね。口が達者でも全く信用できない人はたくさんいます。
人間性を磨かねば。