プレミアムフライデー、略してプレ金。
2017年2月から開始したこちらの取り組みですが現在(2019年6月執筆)はどうなっているのでしょうか?
気になったので調べてみました。
後日追記:さらに追加調査をしてます
日経電子で「プレミアムフライデー」と検索
日経電子版で「プレミアムフライデー」と検索してみました。
なんと、令和以降の記事はたったの1件!
しかもその1件の内容が「プレミアムフライデーならぬ『プレミアム農業デー』を各企業が導入したらどうか。」という読者からの投稿のみ。
つまり、令和になってから日経ではプレミアムフライデー(以下、プレ金)について書かれていないのです。
この半年を見てもコラムなどでちょこっと書かれている程度でした。
導入から2年が経った2019年2月の記事ではプレ金は浸透していないと書かれており、
「新しい元号(この時はまだ発表されていない)のもとで定着できるかどうかを見守りたい」
と締められています。
「プレ金」1年、販促策転換・撤退相次ぐ
↑これは導入から1年後の2018年2月の新聞記事の見出しです。
当初は商機とみた企業が続々とキャンペーンやイベントを催しましたが、集客に繋がらず経費だけがかかるので半年で撤退した企業が多数とのこと。
2019年時点、プレ金について検索しても新しい情報が全く出てきません。
プレ金の公式サイト?で導入企業を検索しましたが「厚生労働省が導入(2017年5月29日付)」がトップにきておりそれ以降に導入した企業の情報は出てきませんでした。
否定的な意見
いまも経済産業書はツイッターでプレ金を宣伝していますが、批判的なリツイートばかりです。
「うちの会社には関係ない」
「もはや死に体」
「やってるのは政治家と官僚だけ」
今さらですが月末金曜日は日にちが悪すぎますよね。
営業部門は契約数を追う。間接部門は締め作業をする。
決算とも重なりますし。今月は6月28日(金)です。
3月末が決算の会社であれば四半期末になります。
このタイミングで15時退社はないでしょう笑。
導入前から机上の空論と言われていましたがまさしくその通りで、全く定着していません。
プレミアムフライデーがいつこの世から消えるのか、引き続き追っていきます。