就職や転職で企業を調べるときにネットで評判や口コミを見ると思いますが、あまり信用しない方がいいです。
その理由を説明していきます。
大企業の場合、部署や職種によって労働環境が違う
〇部署Aは定時終わり、上司が優しい。
〇部署Bは毎月40時間の残業+土曜日も出社、上司はノルマに対してめちゃくちゃ厳しい。
同じ会社でも環境が違うことはよくあります。
また、労働時間は働き方改革の影響もあるので情報がどの程度正確なのかは分かりません。
書き込んだ人の部署、職種、年齢、性別などが分からない場合、あまり信用しない方がいいです。
情報が古い
ベンチャー系の会社は組織変更や事業の方向性などわりと頻繁に変わります。
そういう会社の2,3年前の情報を見てもあまり意味がありません。
また、3月決算の会社の場合、4月から組織や給与体系が変わったなんてことがありますので、せめて半年以内の、直近の書き込みだけを見るようにしましょう。
元社員が悪口を書いている
「辞めてよかった」
「まだあれってやってるの?現職の人教えて!」
という書き込みがたまにあります。
そもそもですが、掲示板に良いことを書く人はあまりいません。
ほぼ悪口か不満です。
辞めた会社の悪口をわざわざネットに書き込む人の神経が分かりませんが、話半分ぐらいに見た方がいいです。
たまに実名でディスってる書き込みを見ますがあれは話を盛ってますよ。
私がいた職場もそういう書き込みがありましたが、誰からも好かれる役職者なんていませんから。
ただ、社長が脱税しているとか、パワハラで休職者が続出しているといった法律的に怪しい内容であれば慎重に精査するべきでしょう。
合う合わないは個人差がある
ここからは私の経験談をお話しします。
私が勤めていた会社はとても居心地が良くて、労働環境や収入に不満もなく快適に仕事をしていました。
それでも掲示板を見ると給料の不満、経営層の批判、仕事内容の文句が書き込まれていました。
感じ方は人それぞれかなと。結局、合う合わないは人それぞれです。
経営理念に共感するかどうか → 人によって違う
仕事内容が合うかどうか → 人によって違う
まとめ:取捨選択しよう
全部がウソというわけではありませんが、何が正しい情報なのか判断できません。
また、書き込んだ人のスペックも分からないので、どの程度で激務と感じるか、給料が低いと感じるかは人それぞれでしょう。
掲示板の情報を鵜呑みにすると、どこにも応募する気がなくなりますよ。
あくまで参考程度にしましょう。