高校生ぐらいまで漠然と教師になりたいと思っていました。
学生の視点で一番身近な職業は教師かなと思うので、教員志望のクラスメイトも少なくなかったです。
教育学部へ進学するのが王道ですが、中学や高校の教科担任であれば教育学部に行く必要はありません。
文学部・・・国語の先生
こんな具合に教育学部でなくても専門知識があれば教員になれます。
もし高校卒業時点で「教師になる!」という意志が明確でない場合、教科専門の学部に行くと就職の選択肢が増えるかなと思います。(ただし、教育大学から民間企業に就職する人もいます)
教員免許取得までをざっくり言ってしまうとこの2つだけです。
(1)教職の授業を受ける
(2)教育実習に行く
ただし大学によって難易度が全然違います。
ここからは私の経験と他大学に通っていた同級生から聞いた話を基に説明します。
最初に言ってしまうと、私はかなり低い難易度で教員免許を取得しました。
2年生・・・座学の授業を週2コマぐらい。夏休みに1週間ぐらいの短期講座
3年生・・・教育実習の申し込み。
4年生・・・教育実習
普段よりちょっとだけ多く授業に出て、4年生のときに教育実習に行っただけで取得できました。
授業が大変だったという印象はありません。(教育実習は大変でしたが)
教職の先生も優しい人が多くレポートなどを書いた記憶もほぼないです。
一方、他の大学の同級生は言いました。
「教職はめちゃくちゃ大変だ」と。
課題や宿題が多く授業も厳しいため途中で断念する人が多いとのこと。(私の学科では普通にやってれば免許取れました)
色々な人の話を聞いて思ったのは教育学部や教育大学の方が大変そうということです。
そういえば教職の教授も、教育学部以外の生徒にはそこまで厳しく指導していなかった気がします。
大学や学科によって難易度が全然違いますので、可能であればOB訪問やネットで情報を収集しましょう。
そういえば元プロ野球選手の井端さんも教員免許を持っていたみたいです。(10年更新をしていないので今はないと言ってました)
教職を取った理由が「練習に出る時間を少しでも減らすため」とのこと。
運動部で相当厳しい練習をしているのに教員免許も取れるなんてすごいですね。
本格的に教育を学びたいのであればやはり教育大学か教育学部を選ぶべきでしょうが、教員免許がほしいだけなら専門の学部の方がいいかもしれません。