ワークマンはデータ分析力に長けている

2019年のトレンドにワークマンがあります。

ワークマンといえば作業服や軍手といった、いわゆるガテン系御用達」のアパレルでしたが、作業服で培った技術を活かしたアウトドア服やレインウェアを販売し、女性客や一般客を取り込み話題になりました。

 

デザイン性や機能性、低価格が注目されていますが、その裏で社員のデータ分析力を強化していました。

2019年7月8日の日経新聞に記事がありましたので紹介します。

 

ワークマンの秘密
・徹底したデジタル化
・エクセルの関数は全社員の必須スキル
・「データ分析力」は部長への昇進条件

全社員がデータ分析できるように入社2年目から徹底的に研修をするそうです。

アパレルでは需要の予測が売上を左右します。

適正量を仕入れて販売するためにデータ分析力を強化して過剰在庫や欠品を防いでいます。

ワークマンは品ぞろえの97%を全国で統一し店舗レイアウトも標準化しているので、どの商品をどの店舗に置けばいつ売れるかといったデータが膨大に蓄積されているとのこと。

このデータを活かすことによって、以前は2時間かかっていた発注業務が10秒で終わるようになったそうです。

物の良さだけでなく、こういった取り組みが大ヒットに繋がった要因です。