メンタルが弱いことを再認識した、人間1周目の男

今年はわりと調子がいいので忘れていたが、俺はメンタルが弱い。再認識した。メンタルよわおというサイト名に偽りなし。

最近は順調に生きていた。仕事はルーティンなので失敗はほとんどない。新しい仕事を任されて緊張するということもないし、人間関係で委縮することもなくなった。自分のメンタルが強くなった気がした。だが、それは錯覚だった。

昨日、会議でとんちんかんな発言をしてしまった。唐突な質問にあたふたしてしまい、的外れな回答をしてしまったのだ。いや、自分が何をしゃべったか覚えていないので的外れかどうかも分からない。場の空気が一瞬変な感じになったが、とりあえずその場は収まった。収まったのか?それすらも分からないぐらいテンパった。

帰りの電車と寝る前にそのことを思い出して気持ちが沈んだ。こんなこと全然大したことじゃないのにな。何がそんなに気になるのか自分でも分からん。これが繊細さんってやつなのかな?

仕事に限らず、友達との会話やLINEでも同じことが起こる。
「気に障ること言っちゃったかな…」
「なんか今日はよそよそしかった気がする…」
メンタルが弱いというのか、神経が細いというのか。

「感受性が豊か」と言われることもあるがそれは長所か?辛く感じることの方が多い。もっと鈍感に生きられたらどれだけ楽だろうか。じゃあ動物に生まれたら良かったのか?人間に生まれたばっかりにこんな悩みを抱えることになる。

ある意味、「人間」としての生を楽しんでいるとも言える。スピリチュアルっぽい話になるが、俺の前世は人間ではない。何度も輪廻をしているけど人間に生まれたのは1回目だ。人間1周目にしては上出来な生き方をしていると思う。恵まれた人生だ。

…うん。変なこと言ってるのは分かってるよ。でも俺はスピリチュアルを信じてるし、信じてない。現象というより1つの考え方ではあると思っている。自分が楽になるなら好きなように考えればいい。例えば、要領がいい人を見ると「この人は人間3周目だな」と考えてしまう。だから何だって話だけどね。それで何かが解決するわけではないし。それでも自分の中ではなぜか納得できてしまうのが不思議。俺はちょっと痛い人だ。

まぁそれはともかくとして、自分がメンタル弱いという話でした。もっかい人間に生まれたら、もう少し上手く生きられるかな?でもガチャが外れて貧しい家や悲惨な容姿に生まれたら生きる自信がない。今世は当たりオプションをいっぱいつけてもらった。感謝。感謝。