幸せにならなくていい

幸せにならなくていい。

もういつ自死してもいいや。

投げやりじゃなくて、本当にそう思っている。

世の中「幸せになろう」という洗脳であふれている。

「さらに美味しくなりました!」
「もっとお得に!」
「より便利に!」
「転職して上のステージへ!」
「副業で稼ごう!」
「モテすぎて困る技!」

こんな広告ばっかり。

なんで今以上を押し付けてくるんだよ。

今と同じ給料でいいし、今と同じ食事でいい。

今の生活があるだけで十分なのに。

なぜ「もっともっと」を欲してしまうのだろう。

俺もつい最近までそうだった。

「もっといい会社に勤めたい」
「もっと年収を上げたい」
「もっといいマンションに住みたい」
「もっと美味しいものが食べたい」
「もっと異性と遊びたい」

「もっともっと」ばかり言ってたら疲れた。

山は登れば登るほど険しくなる。

もう無理。

これ以上は登らない。

今いる場所でも十分見晴らしがいいよ。

なんなら今すぐ山から転げ落ちてもいいや。

こういう考え方ができるのも年をとったからだろうか?

出来ることと出来ないことを、ちゃんと理解できるようになったのかもね。

今ある幸せを大事に。

というか別に幸せではないけどさ。

これ以上を望むのは身の丈知らず。