好きな人は匂わない

好きな人は匂わない。

昔読んだ本に書いてあった言葉だ。

「確かに!」とすごく納得したことを覚えている。

この言葉の意味は、好きな人なら匂いがしないわけではなく、「匂いを不快に感じない」ということ。

これは誰しも経験あるのでは?

香水・柔軟剤・体臭、匂いの元は色々あるけど、好きな人から発する匂いはあまり気にならない。

「汗臭っ!」「香水強っ!」と思うことはあるけど、不快ではなく受け入れることができる。

逆に嫌いな人の匂いは、たとえシャネルの5番でも不快。

職場で「あの人の匂いがきつい」というクレームを何度か聞いたが、親しい間柄でクレームが発生したことは私の経験上一度もない。

親しい同士は直接言うからクレームにならないのかもしれないが、おそらく親しい人の匂いにはそこまで不快感がないのだろう。

匂いの相性は遺伝子レベルで決まっているという説もある。(興味がある方は「HAL遺伝子」で検索してみてください)

人の匂いが気になったら「もしかしてその人のこと好き?(嫌い?)」と考えてみるのも面白い。

そういう私は今、同僚の柔軟剤の匂いが(悪い意味で)気になっている。

良い人だと思っているが、潜在的には嫌いなのかもしれない。

うーん。

過去にも柔軟剤臭がする人はいたけど、当時の人には不快を感じなかったんだよなー。

これが相性ということか?

匂いが先か、好き嫌いが先か。

鶏と卵みたいだが、まぁ一つの参考値にはなるだろう。