部下に注意をした。
Aというやり方ではなくBでやるようにと。（Bの方がミスが起こりにくい）
注意してしばらくはBでやるのだが、時間が経つとAに戻ってしまう。
もう一度注意すべきか？
めんどいな。
というのも、この部下はこれまでも同様のことがあった。
注意や指摘をした直後は直るのだが、続かない。
一旦話は変わって、中日ドラゴンズの京田選手について。
昨秋のキャンプで打撃フォームを改造した。
立浪監督は「言うことなし！」と大絶賛。
だが、今シーズンの成績は散々だった。
立浪監督は「教えても元に戻ってしまう」と嘆いていた。
話は戻る。
なぜ教えたことが出来ないのだろう？
いや、出来ることは出来るのに、なぜ元に戻ってしまうのだろう？
発達障害とかADHDとか精神的な原因があるかもしれないが、他に理由がある。
それは「本人に変える気がない」から。
確信犯だ。（余談だが、この"確信犯"の使い方は誤用）
私自身も経験がある。
上司から言われたことを意図的に無視した。
でもすべて無視すると角が立つので、最初は聞いたフリをして徐々に戻すという、まさに私の部下がやってることそのものだ。
上司がBと指示しても、Aが正しいと思ったらAを続けてしまう。
Bがすんなり腹落ちすればいいけど、納得できないときは従わない。
可愛げのない部下だ。
先ほども書いたようにこれをやると角が立つので、やるなら覚悟と責任を持つべきだ。
Aでやって事故が起きたら、「Bでやるようにと注意したのにやらなかった」と言われ自分の立場が悪くなる。
そこまでの覚悟はあるか？そして責任とれるのか？
私の部下に話を戻すと、おそらくそこまでの覚悟はない。
ただ「頑固」なだけだ。
自分のやり方に固執して、人の意見を聞かない。
それでも辛抱強く指導すべきだろうか？
非情かもしれないが、そこまで面倒見る義理はない。
注意しても直らないなら人事考課の点数を下げるだけだ。
