大谷はやっぱ異次元だわ

大谷が先発。初回を当たり前のように三者凡退に抑える。
打たれる雰囲気が全くなかった。球数制限がなければ完全試合やるのでは?とすら思った。
それぐらい圧巻。大谷にとってはこれが平常運転なんだろうけど。

攻撃は初回に先制。だが1回2回と満塁のチャンスを作るも1点止まり。
これだけのメンバーなのに1点しか取れない。野球って難しいな。
チーム力で日本が中国を圧倒しているのに、6回までのスコアは3-1。
大谷がヒロインで言ってたように、どちらに転ぶか分からない展開だった。

どれだけいい打者でも「7割は失敗」だし、いい当たりが野手の正面になることもある。
野球は流れのスポーツであり運のスポーツだ。
強者が必ず勝つ競技ではない。そこが野球の面白さであり怖いところでもある。

それでも結果的に大勝したのは投手力が抜群だったからだろう。
大谷、戸郷、湯浅、伊藤。全員圧巻の投球で流れを渡さなかった。
戸郷と湯浅は三者三振という。凄まじいな!

打線は水物と言われ、強いチームは投手力がいいと言う。
歴代の日本代表も「守り勝つ野球」を基本としていた。
「点を取られなければ負けることはない」という言葉があるが、まさにそんな感じ。

今回に限らず、日本代表に選ばれるような投手は相当レベルが高い。
メジャーリーガーでも打つのにてこずるだろう。
そうやって投手陣がしのいでしのいで、ここぞというときに点を取る。
もしくは相手のミスで流れを引き寄せる。
これが勝つための最善策だ。

それにしても大谷はやはり異次元。
投手で3番。勝ち投手で打点2って。。
みんな慣れちゃってるけど、改めて考えるととんでもないことだよ。

ヒロインの受け答えも完璧。
堂々としてるし言葉選びも最高。
相手を敬い、客を煽り(いい意味で)、チームを鼓舞する。
あんなん聞かされたら好きにならずにはいられない!

さて、今日は韓国戦だ。
個人的に因縁の相手ともライバルとも思ってないけど、マスコミがそういう盛り上げ方をするせいで影響されてしまう。
まぁ2006年のWBCでマウンドに旗を立てたり、2015年のプレミア12でのはしゃぎっぷりには正直イラっとしたが。

ダルビッシュを信じよう!