未来に目を向ける

仕事を辞めたいという気持ちが強くなったのをきっかけに、副業やら投資やらを始めました。

もうすぐ1年になります。

いまのところ微々たる収入しかありませんが、金銭面以外で大きな収穫があったことに最近ふと気付きました。

それは「未来に目を向けることです。

楽しみが"未来"にある

私には妄想癖があります。夢見がちとも言えます。

副業を始めてからは将来の成功を妄想するようになりました。

「脱サラして自宅で稼ごう」や「今よりいいマンションに住もう」

といった感じです。

 

「もし宝くじが当たったら?」に近いかもしれません。

ただ、宝くじの場合は努力ではどうにもなりませんが、副業や投資なら努力次第で稼げる可能性が高まります。

会社で働く労力をかければ、会社で働く以上の収入が得られるチャンスがあります。

そういうことを考えるのは楽しいですし、もし会社が倒産しても何とかなるという気持ちになれます。

今まで社会や会社に縛られていた自分の考えが広がりました。

楽しみが"過去"にある

副業や投資を始める前、私の楽しみは"過去"にありました。

楽しみという言葉は変ですね。正しく言うなら"思考"が過去に向いていました。

「あのときあの会社に入社していれば」
「この道を選択していれば」

 

毎日願っていれば、いつか小説『リプレイ』のように過去からやり直せるかも。

と、けっこう真剣に考えていました。妄想の対象が過去に向いていたんです。

現実を全く無視しているし生きている実感がありませんでした。

30年も生きたし、もうやり切ったと。

そして現在

社会人になってからは過去のことを考える時間が増えていました。

「あのとき、ああすれば」
「学生時代は楽しかった」

 

ですが最近は少しずつ未来に目が向き始めています。

目が向いたからと言って"思い描いた未来"を手に入れられるかは分かりません。

ただ、"思い描いた過去"が手に入る可能性はゼロです。

 

「いい年して痛いやつ」と思われるかもしれませんが、夢は見ないより見た方が楽しいよ。

あとがき

最後の一文。私の好きな歌の歌詞から来てたと気付いた。

 

夢を持たない事より 夢のために泣いて傷つく方がイイって…そう思うんだよ

(20+∞ Century Boys / Acid Black Cherry