共通テストの記述式問題 国・数、急ぎ見直しを
東京大学名誉教授 南風原朝和 難しい正答判断/自己採点の指導、無駄
(2019年11月18日 日経新聞朝刊より)
大学入試共通テストについての記事です。
英語の民間試験は見送りになりましたが、国語と数学はどうなるのか?
記事では「記述式は無謀」と主張しています。
まぁ誰でもそう思いますよね。
受験者が50万人いる大規模なテストを、人が採点する。
採点者にムラがでるのは当然ですし、
国語なんて50万人いたら50万通りの回答が出る可能性もあり、
採点基準の判別が困難なことは容易に想像がつきます。
改革自体の賛否は置いておいて、
こんな直前になるまで決まらないってどういうこと?遅すぎる。
2021年1月までに決まればいいっていうことではない。
学生は人生かかってるんだよ。
いまの高校2年生は不安で仕方ないでしょう。
なんでこんな大がかりなプロジェクトが穴だらけなのか。
多分、記述式は見送りになるでしょう。
仮に実施されても、問題が山ほど出そうです。
従来通りのやり方でやればいいのでは?と思います。
改革や見直しは必要でしょうけど、悪くしてどうするんだ。
マークシートよりも正確に学力を測ろうとする試みは素晴らしいです。
理想論で終わらないように。そして受験者に不安を与えない試験を期待したい。