キャリアダウンの転職しました

キャリアダウンの転職をしました。

メリットとデメリットを挙げてみましたので参考にしてみてください。

デメリット

給料が下がる

キャリアダウンの転職ですので年収が下がりました。

私が新卒で入社した会社は平均よりもかなり給料が良かったので、転職後の下げ幅がエグかったです。

転職先の会社で役職をもらいましたが、それでも大手企業の新卒よりも年収は低い。

その頃、同級生が社歴を重ねて昇給しているのがうらやましくて仕方なかった。

「転職しないで1社で勤めるなんて考えられん」なんて強がりを言ってみたりしました。

社会的信用がなくなる

誰も名前を聞いたこともない会社で働くのは、なんというかみじめな気持ちになりました。

今までは自分の会社が新聞に載ったりニュースになることもありましたが、そういうことが一切なくなりました。

気持ちの問題だけならまだしも、物件を借りるときに審査の時間が長かったことがあるので実害を被りました。

メリット

手に職がついた

ある会社では通用したことが他社では通用しないことがあります。

営業、経理、総務、どんな職種でも言えることですが、経験する会社や業種が多いほど自分の能力は向上します。

転職してから初めて「前の会社のやり方は非効率だったんだ」など色々と気付くことがあります。

手に職がつくという言い方は大げさかもしれませんが、転職をする際の武器になります。

精神的なゆとりができた

キャリアダウンと直接関係ないかもしれませんが、精神的なゆとりができました。

その理由は、(1)労働時間が減ったこと(2)周りに優秀な人がいないことの2点です。

(1)労働時間について、「年収が低くていいから楽な仕事をして早く帰りたい」という理由で転職したためプライベートな時間を確保できました。

まぁ自らキャリアダウンを選んだわけですが、その結果「仕事ツラい。死にたい」状態から脱することができました。

(2)優秀な人がいないことについて、新卒で入社した大手企業には優秀な人が多く、猛者共に揉まれまくっていました。

そこで鍛えられたこともあり、転職後は同い年の人を見ても「あっ、俺のが戦闘力あるわ」という自信みたいなものを自覚しました。

転職して初めて自分の仕事力を客観的に把握することができ、「別に俺って仕事出来ないわけじゃないんだ」と気が楽になりました。

社会について学ぶことができた

世の中には色々ヤバい人がいることを知りました。

大学を出て上場企業に入社した自分は成功のレールに乗っていると思っていました。

そのレールには大体自分と同じような知能や考え方の人が乗っていたのでそれが世の中だと錯覚していましたが、レールから降りてみると良くも悪くも色々な人に出会いました。

・自分の頭で考えない人
・基礎学力がない人、
・デリカシーがない人
・協調性のない人
などなど。

こういう人たちはどこにでもいますが、"程度"が自分の想像を遥かに超えています。

小学校で習う漢字が読めない人しょっちゅう遅刻してくる人など、あまり詳しく書いて特定されると怖いから書きませんが、「こんな人がいるんだ」とびっくりすることの連続でした。

この経験により自分の世界や考え方が広がりました。

まとめ

お金以外は特にデメリットにならなかったです。

私は仕事にやりがいなど求めていないので、どこで働いても一緒だなということが分かりました。

給料が減ったことについてはずっと後悔していましたが、最近では労働収入以外が増えてきたのでその点も解消できたかなと思います。

参考になれば幸いです!