残業代について考えてみる

残業代について考えてみました。

自分のことだけ考えたら残業した方がお得かも?

居残り学習

残業は美徳となっている節がありますが、残業の正しい考え方は学校で言う「居残り学習」ではないかなと思います。

学生時代、「問題が解けた生徒から帰ってよし」という経験ありませんか?(今の時代はないのかな?)

この場合、早く解けた生徒を優秀とみなしますよね。

居残りしてる生徒を評価するなんてまずありえません。

「最後まであきらめずにがんばった」点は評価されるでしょうが、能力では劣等生です。

それがなぜか、会社では遅くまで残った人が評価されることがあります。

 

Aさん:営業成績トップで定時で帰る
Bさん:営業成績は悪いけど毎日遅くまで働いてる

→「Bさんの方が愛社精神があるし、先に昇進させよう」みたいな。

会社に遅くまでいることと愛社精神に何の関係が?と思いますが、上司やお偉いさんから見ると手のかかる後輩の方がかわいいのかもしれません。

残業をすることによって「頑張ってる感」が出せます。

残業代を稼ぐ

残業代は仕事ができない人が得する仕組みです。

どれだけ叱責されようがバカにされようが仕事が終わらない限り会社に残り、その時間だけ残業代が支給されます。

バカなフリして残業した方がたくさんお金がもらえます。

私のかつての上司(管理職ではない)も何だかんだ理由をつけて、毎日たっぷり残業してました。

本気を出せば定時で終わるのに。

残業代はおいしい

確かに残業代は効率よく稼げるツールです。

手取り30万円のうち残業代が10万円だった場合、定時で帰ると手取りが20万円になってしまいます。

副業で10万円稼ぐとなるとかなり大変です。

そう考えると、日中はダラダラ仕事してわざと残業をするのはある意味理にかなっています。

こんな仕組みでは残業をなくすなんて無理ですよね。

まとめ

効率よく?お金を稼ぎたいなら残業はありです。

会社の制度にもよりますが、下手に管理職になるより平社員で残業した方が収入が増えます。

ワークライフバランスという言葉を最近よく聞きますが、結局お金がないと私生活も充実しません。

残業しなくてもきちんとした給与が出る仕組みが出来るといいですね。