成功者の話ではなく失敗者の話が聞きたい

成功者の話ではなく失敗者の話が聞きたいなと思っています。

「じゃあビジネス書でも読めば?」と思いますが、ビジネス書は 元失敗者の現成功者 が書いています。

・起業したけど倒産、再び会社を興して大成長させた
・営業成績最下位からトップ営業マンになった
・会社員に向いてなく、独立して成功した

仕事や人間関係に悩んでいる人は解決したくてビジネス書を手に取ります。

なので基本的にはハッピーエンドというか、オチ=成功 でないとビジネス書としては成り立たないでしょう。

何も成し遂げていない一般人が書いたビジネス書に需要はないと思います。

反面教師にしかなりません。

いま成功しているから失敗を語れる

過去の失敗を語れるのはいま成功しているからかなと思います。

ちょっとひねくれた考え方ですが。

現在進行形で失敗真っただ中の人は、失敗談なんて語れないでしょう。

下積み時代の苦労話ができるのはいま成功している人だけです。

いまだに下積み中の人はそんな話しないでしょう。

例えば、自分の会社の社長が若い頃の失敗談を語っていたら参考になりますが、社長と同い年の窓際おじさんの失敗談なんて聞く耳もたないでしょう。

本人もそんなこと語りたくないでしょうし。

失敗談が知りたいならルポがオススメ

失敗者の話が知りたいときは、ルポがオススメです。

私が最近読んで面白かったのが以下の3冊です。

 

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東大生の中でも学力差はあるということや、世間からどういう目で見られるかなどが書かれています。

 

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改めてネットは怖い面もあるんだなと認識させられます。

 

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なかなかパンチの効いたエピソードばかりです。ちょっとしたきっかけで自分もこういう生活になりえるなと思えます。

まとめ

失敗者の話は娯楽として読んでしまいがちですが、自分事として考えると色々と発見があります。

成功者に学ぶことは大事ですが、時には失敗者をじっくり観察するのも面白いです。