おんぶ【ザ・茶番】

結論!過去は消えません!おしまい!
極論!忘れられません!おしまい!
忘れさせてくれる人なんかいません!
忘れたなんて言える時は来ません!

失敗は失敗でもいいや 成功の元なんかいらないや
小さな俺の 更に小さな醜い部分は
俺が背負って生きてけばいいや
出来た人にはならなくていいや
ヨッコラショ!ヨッコラショのショ!
たいして重くないや

背負ったものがデカイ程 我は強くなっていく

失敗したら認めればいいの
かっこいい事言わなくていいの
全部忘れたら あんたいよいよ本当の馬鹿だよ
みんな背負って生きるしかないの
汚れたのはあんただけじゃないの
君を背負ってよりたくましく 美しくなって行け
美しく.....

(作詞:合点オミ 引用:JOCL-1001)

 

ザ・茶番というバンドの「おんぶ」の歌詞を抜粋した。

学生時代によく聴いていたが、最近また聴いている。

このバンドの歌詞は哲学的というか、大人になって聴くと色々と刺さる。

この曲は特に好きというわけではなかったが、今日聴いて心に沁みた。

いい歌詞だ。

どんな人でも30年も生きてれば色々な経験をしてるはずだ。

失敗したことや忘れたいことの1つや2つ、むしろいい思い出より多いかもしれない。

でも、それを背負って生きるしかないと。

忘れるのではなく背負う。

この歌詞は開き直ってる感じがいいな。

「たいして重くないや」は開き直ったことによって、心が軽くなったからかなと思う。

俺も色々と経験してきた。

寝れない夜、過去の嫌な出来事を思い出して死にたくなることもある。

忘れてしまいたいこともたくさんある。

でも。それを背負って生きていこう。

「全部忘れたら あんたいよいよ本当の馬鹿だよ」

まだこの言葉を素直に受け止められるかは分からない。

ってか作詞の合点オミさん、この歌詞を書いたの何歳のときだよ?

かなり人生を達観してるというか。

この曲以外にも、ザ・茶番は歌詞が最高。

もちろん曲や演奏も最高だ。

機会があれば他の曲の感想も書いてみるか。