洗い物をするときはゴム手袋をしよう

「洗い物をするときはゴム手袋をしよう」と19歳の自分に言いたい。

過去に戻って何かを助言するならこれだな。

かまいたちの漫才で「過去に戻ったらポイントカードを作る」というネタがあったが、それと違って(?)、大マジメに言っている。

高校卒業後、一人暮らしを始めた。

自炊というほど自炊はしていないが、袋麺を食べるだけでも洗い物は出る。

食洗器などあるはずもなく、食器を手洗いをしていた。

あるとき、左手の薬指がやたらかゆくなった。

最初は小さいかゆみだったけど、いつまで経っても治まらない。

どんどん掻いてるうちに指はボロボロになってしまった。

そのうち左手だけでなく右手の薬指もかゆくなり、同じくボロボロになってしまった。

市販のクリームを何本使っただろうか。

1本1,000円近くするのでなかなかの支出だ。ゴム手袋なら数百円で済んだのに。

結局このかゆみは1年近く続いた。

後遺症というか、今でも薬指だけ皮膚の色が若干違う。よく見ないと分からない程度だけどさ。

洗い物が全ての原因とは思わないが、間違いなく悪影響であった。

あのときに手袋をしていればここまでひどくならなかっただろう。

でも「洗い物に手袋」という発想が全くなかった。

母親も素手で洗い物をしていたし、友達や彼女も手袋してるのを見たことがない。

もっと早く知っていたら人生が多少豊かになったかもしれないな。

その後も手袋という発想はなく、使いだしたのは数年前からだ。おそっ。

使ってみるとびっくりするほど快適。

手荒れの心配が減っただけでも心に余裕ができた。

ただ、手袋になれるまでにグラスを2つ割ってしまった。

うまく掴めずシンク内に落としたら割れた。

最近は扱いもなれてきたが、油断すると割りそうで怖い。

デメリットはそれぐらいだな。

ゴム手袋の成分で手が荒れる可能性もあるが、今のところそれは出ていない。

今後も手袋を使い続ける予定だ。

ではでは。よわよわ。