新年度が始まりました。
4月から組織変更や部署異動を経験している人も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
私がいる部署は人員が削減され、業務負荷が増えました。
負荷が増えたと書きましたが、課員が自分の仕事をきっちりやればそこまで大変にはならない見込みでした。
で、実際に始まってみたら(まだ4日しか経っていませんが)なんとか予想の範囲内で収まりました。
ただ、想定とは違いました。
それは、出来ると見込んでいた社員Aが全然ダメで、あまり期待していなかった社員Bが活躍したことです。
全体の業務量は想定通りでしたが、AとBの役割が真逆だったことに驚きました。
なぜここに差が生まれたのか?
それは当事者意識です。
「チームの人員削減」という事象に対して、Bは「自分がやらなきゃ!」と奮起しました。
逆にAは「人が減っちゃってどうしよう。残業増えるのかな」という態度です。
Aには当事者意識がありませんでした。
Aは「誰かがやってくれるだろう。時間が経てば解決するだろう」という思考の持ち主で、自分から行動するタイプではありません。
そういう性格であることは知っていましたが、今回の人員削減により「奮起するかな?」と期待していたのですが、結局変わりませんでした。
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仕事に限らずですが、当事者意識がないと周りから相手にされなくなります。
学生時代の文化祭が良い例かなと思いますが、みんなで出し物を決めるときに「俺関係ないし」という態度ではクラスメイトから嫌われます。
友達内での行動もそうです。
友達同士で旅行の計画を立てるときに「私は何でもいいよ~みんなに着いていく~」という人は、次から呼ばれなくなる可能性が高い。
仕事や趣味などすべてのことに言えますが、自分のために当事者意識を持ちましょう!
自分の人生、人に流されてたらもったいないですよ。