大企業では出る杭と言われ、中小企業では消極的と言われた

大企業では出る杭と言われ、中小企業では消極的と言われた話。
まぁタイトルのままなのですが。

出る杭

大企業にいたときは何をするにしても上司の確認が必要でした。当たり前といえば当たり前ですが。
ただ私は上司を恐れていて(今ならパワハラモラハラでアウトな上司)、しばしば上司をすっとばして行動していました。
そうすると「勝手なことをするな」「とんでもないやつ」という評判になりました。

一応弁明すると、承認経路に上司が入ってるものは必ず通してました。
私がやっていたのは「ここを改善したい!」「社内活動に積極的に参加したい!」ということ。
いわゆる意識高い系のやつです。

まぁ何も知らない新人が意識高いことを言っても相手にされませんよね。
「そんなことする前に、まずは基本の業務をしっかりやれ」と怒られました。
今にして思えば当然ですけど、当時はそんなこと全然分からず。
で、会社では波風立てない方が上手くいくと認識したのです。
目立つ行動は止めようと。

消極的

その後色々あって転職しました。今度は中小企業です。
大企業にいたときの反省を活かして大人しくしていたところ、「仕事に対して受け身・消極的」という評価になりました。
その会社では、直属の上司をすっ飛ばしてでも社長にガンガンいく方が評価される体制でした。
社長から声がかかるのを待つのではなく、こちらから仕掛けると。

鈍感な私はまったく気付かず。
結果、受け身社員という印象になりました。

上手に振る舞う

出る杭がいいのか悪いのかは会社によります。
そんなことを気にするなって?
確かに周りに合わせず自分のスタイルで仕事ができればいいのですが、私は相手の出方や周りの空気を察して行動するタイプなのです。

もう少し上手く振る舞えばよかったと後悔しているので、この記事を読んだ方の参考になれば幸いです。