【初読み感想】教団X

教団Xを読みました。

核心に迫るネタバレなしで、ざっくり感想を書いてみます。

読むきっかけ

アメトーークの読書芸人で紹介されていました。

ピースの又吉さんとオードリー若林さんが絶賛。

あと、著者の中村文則さんが愛知県出身ということで興味を持ちました。

ざっくり感想

最初は「読みづらいな」と。

文章は三人称で書かれています。

人物がどんどん登場してそれぞれの視点で話が進むので、全体像が掴みづらいです。

私は相関図というか人物名と特徴をメモしながら読みました。

読みづらさでいうと、途中途中で出てくる「教祖の奇妙な話」。

かなり理屈っぽく書かれているので、ここで離脱する人もいるんだろうなと。

あと性描写が多いですね。

暴力的な描写もあります。

カルト×性描写×血なまぐささ が揃っているので、村上春樹さんの1Q84を思い出しました。

最初は読みづらいですが、点だった物語が徐々に繋がって線になります。

「おーそういうことか!」と。

展開が読めない上に結末も想像できないところが面白かったです。

これぞ小説の醍醐味といったところですね。

結末についての感想は控えますが、「あー小説を読んだ!」という満足感はありました。

気になる方はぜひ読んでみてください~!

編集後記

私の書評記事は、読んだ直後に書いています。

本当はすぐにネットのレビューを読み漁りたいのですが、他の人の意見に影響されそうなので(^_^;)

よし。ブログを投稿したので、書評やレビューを読みまくるか。

何か気付きがあれば追記していきます。

教団X (集英社文芸単行本)