シン・ウルトラマンを観た。
事前情報はほぼ見ずに、鑑賞後も口コミやネタバレはググっていない。
率直な感想を自分の言葉で書いてみる。
※以下、ネタバレ含みます※
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感想を書く前に、私のスペックを書いておく。
・就学前に昭和ウルトラマン(80まで)は大体観た
・ウルトラマン超闘士激伝という漫画を全巻読んだ
・シン・ゴジラはレンタルで1回観た
・エヴァは観ていない。カレカノ(アニメ)は観た
物心つく前はウルトラマンが大好きだったが、大人になるにつれ興味はなくなった。嫌いになったのではなく、ヒーローごっこを卒業するという普通の男の子のイニシエーションだ。
でもウルトラマンはずっと好きだった。今回の「シン・ウルトラマン」を知ったときに「こんなん絶対面白いっしょ!」と興奮した。
「シン・ゴジラ」があれだけ話題になったし、今回も話題になるだろうというミーハーな気持ちもあり、劇場で観ることを決意。
いきなり面白い
開始5分でもう面白い。開始直後はシン・ゴジラのように、登場人物の役職や怪獣(禍威獣)の説明が矢継ぎ早にされる。混乱しそうになるが物語はどんどん進んでいくので遅れないように画面を追う。
映像がすごい
昭和ウルトラマンしか観てない私からすると、特撮やCGの技術に驚く。禍威獣の迫力がすごいし、砂ぼこりや爆発もリアル。戦闘シーンはただただカッコいい。
今の時代らしさ
変身シーンが動画(YouTube?)で拡散され、そこで正体が判明するというのは今の時代ならでは。後述する長澤まさみのシーンにもSNSは登場していた。だいぶ親近感が湧く。
ライトなファンはニヤリとしちゃう
ザラブ、メフィラス、ゼットンと、ウルトラマンを多少知ってる人なら分かるキャラが出てきて嬉しい。あとゼットンの一兆度もニヤリとしてしまう。(後日追記:ゼットンはキャラではないけど。でもカッコいい!)
他にも色々と仕掛けがあるんだろうなーと。後で考察サイト調べてみよっと。
逆に、カラータイマーがピコンピコンしたり、「3分しか戦えない」という有名な設定はなかった。
役者
今回は事前情報をほぼ見てないので、キャストは斎藤工が出ることしか知らなかった。長澤まさみ出てるし準主役なのか。
科特隊(禍特対)のメンバーは全員いいね。会話のシーンが面白いしなんかリアル。
あとは山本耕史。彼が出ると一気に普通のドラマになるというか。いい感じに存在感を放っていた。
謎シーン
長澤まさみが巨大化するという謎シーンがあった(笑)。
これはなんだ?どういう意図?
あまりにシュールなのでニヤニヤしてしまった。
音楽
本作用のBGMだけでなく、過去のウルトラマンの曲が使用されているので懐かしさを感じる。
音楽担当は鷺巣詩郎と安定の布陣だ。
あと、米津玄師を劇場で聴けただけでも価値があったかな。
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頑張って感想を書いたけど、観た直後は「やべー!すげー!おもしれー!」しか出なかった(^_^;)
大人向けかと思いきや、子どもも楽しめると思う。
だって特撮がカッコよすぎるもん。
興味を持った方はぜひ観てみてください!