パニック障害は心がやられる

パニック障害から鬱になる気持ちについて書いてみます。

これは私の実体験です。

鬱というと大げさですが、気持ちはかなり沈みました。

死んでもいいかなとすら思いました。

まず「なんでパニック障害になったんだろう」と考えます。

理由探しをすると「自分が弱いからなんだ」に行きつきます。

パニック障害は誰にでもなりうるから自分のせいじゃない」と頭では分かっていても、結局「なんでパニック障害になってしまったんだ…」という思いが払しょくできません。

起こってしまったことは仕方ないので割り切るしかありません。

過去は過去。

問題は未来のことです。

遊びに行く予定や趣味など、やりたいことが億劫になります。

・旅行にいけない
・外食できない
・人混みが怖い
・美容院にいけない

今まで好きだったことが憂鬱になります。

これがかなり精神的にキツくて。

人生の楽しみを奪われたような気持ちになります。

「もう俺は飛行機に乗れないのか」
「パーティーにも参加できないかも」
「地下の飲食店にも行けない」

どんどんマイナス思考になり、生きるのが嫌になります。

外に出るのがつらくなり、人と会うことも避けるようになる。

そしてお酒に逃げます。

限界まで飲み続ける。

翌日、二日酔いがパニックの引き金になる。

また家から出られない。

酔いがさめたら、またお酒を飲む。

この繰り返し。負のループ。

と、まぁこんな感じです。

どうすればこのループから逃げられるのか?

それは「一人で解決しようとしない」ことかなと思います。

私の場合は親しい友人や職場の人に話しました。

通院もしました。

パニック障害は自力で治す」という書籍やブログがありますが、人に頼った方がいいかなと個人的には思います。

人に頼ること=甘え ではないかなと。

いや、つらいときは甘えてもいいじゃん。

「人は一人では生きていけない」

パニック障害になってから、哲学的なことを考える時間が増えました。

自分の人生を見直すいい機会になったなと。

前向きに受け止めたいと思います。