飲まないの一択

禁酒している。ダイエットしている。節約もしている。資格の勉強もしている。なんだけど、どうしても酒が飲みたい。今週末に酒を飲むかずっと考えている。

考えたところで出る答えは「飲むな」の一択だ。飲まなければ食べすぎる可能性も減るし、お金を遣わなくて済む。飲まない時間に勉強だってできる。合理的な考えをすれば飲まない一択。なんだけどな~。不合理な判断をするのが人間ですよ。プロスペクト理論だとか行動経済学でも研究されてるだろ?そもそも世の中からダイエット本がなくならないのはなぜだ?みんな不合理な決断をしているからだろ?え?

さて、どうしたものか。飲むのは簡単だ。別に飲んだところで試験の結果は変わらないはず。やることさえきちんとやっていれば、晩酌するぐらい問題ない。どうせご飯は食べるし、夜になったら寝るのだ。ご飯と一緒に酒を飲むぐらいではそこまで影響ないだろ。深酒して翌日使い物にならないとかはダメだけど。

あと明日はR-1グランプリがあるしさ、最後の出場者のネタが終わったら飲み始めたいな。というのも年末のM-1グランプリはそうやって観てるから。M-1は日曜日、終わるのが22時だから遅い時間の飲み始めになるんだけど、次の日有給取ってまで飲んでいる。年末の繁忙期なのにね。R-1もM-1ほどじゃないにしろ、個人的にはなかなか楽しみなイベントだしさ。という言い訳。禁煙したときもそうだけど、何かにつけて言い訳をする。「今日は嫌な仕事があったし」「懐かしい友人からLINEきたし」「臨時収入入ったし」「雪が降ったし」と、もはやタバコと関係ない理由を紐づけて一服していた。今もそんな感じ。何か飲む理由を探している。それがこじつけだと分かっていても、理由があれば堂々と飲める。

常々酒をやめたいと思っている。違うな、酒に依存しない生き方をしたいと思っている。で、町田康さんの「しらふで生きる」を読んだし、太宰治の「禁酒の心」も読んだ。だがそんなのは何の慰めにもならない。俺は俺なんだよ!

ってことで飲むか…。