木を見て森を見ず

上司と部下、本部と現場。仕事をしていて意見が食い違うことはよくあるが、その原因は「木を見て森を見ず」だからである。上司は部署や会社全体を見ているが、現場は細部を見る。視点が異なるのだから意見が割れるのは当然だろう。でもどちらが良い悪いという話ではない。木の細部にまでこだわることが現場の強みであり、それが会社の強みにもなっていることはよくあるだろう。逆に森全体を俯瞰できる経営手腕が会社の成長に直結しているということもある。「木を見て森を見ず」は視野が狭くなることを戒めた、ある意味ネガティブなことわざだが、仕事に関して言えばトレードオフかなと思う。だからどちらが良い悪いではない(2回目)。

と、それっぽい文章を書いてみたけど、逆側の立場から意見を言われると腹が立つ(笑)。「現場には現場の苦労があるんだよ!上は何も分かっちゃいねーな!」という「木」の気持ちも分かるし、「全体最適を考えようや。問題点はそんな細部じゃねーんだよ」という「森」の意見も分かる。

まぁあんまり深刻にならんずに仕事しようね!という話。(・∀・)ノ